【世界で働き・生活をする日本人】アマゾン川を丸太船で旅する日本人カップル!

【世界で働き・生活をする日本人】アマゾン川を丸太船で旅する日本人カップル!

僕はカナダのホワイトホースに数週間滞在をした。
その間に多くの日本人の方と出会った。
オーロラツアーガイド、床屋で働くクライマー、
カフェで働くでカナダの伝統工芸を守るカーバー、
リアカーを引いて世界中を周ろうとするツワモノまで、
今まで出会ったことがない人達が、そこにはいた。

そんな出会いの中で、とても印象的なカップルがいる。

IMG_2633   *こちらが「ホワイトホース」の町並み。

世界中を旅するカップル。
「ノリさん」と「サチさん」だ。
オーストラリアの職場で出会い、付き合い始めてから1年がお二人。
それだけ聞くと、海外で付き合い始めた普通のカップルでしかない。
そんなことはなく、やっていることが魅力的なのだ。

なんと2人で「アマゾンの川下り」を南米でやってきたという。

11868808_703368566465571_1990171256_n*お似合いのカップル。まさか、アマゾン川下り経験者とはww

その話を聞いた時は、アマゾン川!?と耳を疑ったほどだ。
世界を旅する僕にとって、アマゾン川は未知の領域である。
世界にチャレンジをしている人達を調べると、
アマゾンの川下りをしている人はいる。
けれど、それは男1人で立ち向かっている、ガテン系の挑戦ばかり。
それをカップルで!?
耳を疑うのも無理はないはずだ。

話を聞くと、アマゾン川で必要なことが3つあることが分かった。

11911092_703356783133416_1450562393_n   *「アマゾン川」世界最大の河川だ。

1.良い職人を探す(運の要素が強いが)

これの見極めが肝心であり、それを間違えると命に関わる。
悪い職人に当たってしまうと、船の基礎もテキトーに作られ、
金額に見合わない悪船を作られてしまう。

彼らは、たまたま知り合った日本人から紹介を受けたとのこと。

2.動物を連れていく

昼でも夜でも危険なアマゾン川。昼間は起きているので、緊張感を持てる。
逆に夜は寝る必要があるので、常に緊張感を持つことは難しい。
そんな時に、動物の力を借りるのである。
今回彼らと同行したのは、猿の「ベジータ」と犬の「ネッペ」だ。
この動物達が、人間達を守ってくれる。

正確には船に近づく脅威に、先に気付いてくれる。

11913075_703357073133387_1752214120_n   *猿のベジータ。戦闘力は低いらしい。

11911006_703357259800035_1530477438_n   *犬のネッペ。ただただ可愛い。

 3.船上は軽量化が大事。

アマゾン川を下る時は、ほとんどの時間を船上で過ごす。
起きているときも、寝ている時も、船は川の流れに委ねられている。
なので、快適さを求める必要があるように思われる。
もちろん、それは間違いではない。大半の時間を船で過ごすのであれば尚更。
ではなぜ軽量化なのか?
流れが無いところや、渦に巻き込まれそうな時、大型客船が近づいてきた時など、
舵を取れるようにしていないと、危険な状況に陥ることがあるのだ。
川の流れに身を任せていると、予期せぬ出来事に遭遇していまう。

彼らのように、、、

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結局彼らの川下りは、激しい座礁によって失敗に終わっている。
(カメラが川に流されたために、画像が少なめなのです)
快適さを追求するあまり、重量が重くなりすぎてしまったのだ。
そのせいで、舵をとることができず、岸に思いっきり激突し、
船が大破してしまったのだ。
もともと1ヶ月ほど川下りをする予定であったが、
10日ほど進んだところで終了した。
ノリさん、サチさん、ベジータ、ネッペは、通りかかった船に無事に救出されている。

そして、今僕と出会っている。

11910884_703357526466675_559298589_n   *救助された船上にて。満身創痍のベジータ。

彼らと会うまでは、僕のチャリダー計画にはアマゾン川を下る選択肢はなかった。
けれど、彼らの挑戦が、僕の心は揺れている。
これが人の琴線に触れるということなのだろう。
結果だけが成功ではない。
人の気持ちを少しでも動かした時点で、彼らの挑戦は成功であったのだ。

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熊谷 賢輔

6年間の商社勤務を経て退社。その後は、自転車で日本一周を実行し、続いてアラスカ→カナダ→アメリカ西海岸→メキシコを距離にして11,000kmを11ヶ月をかけて走破。帰国後は、日本で旅しながら仕事をするワークスタイルを実践中。ひとつの仕事に固執するのではなく、常に新しい価値や出会いを創造していきたい。

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